エンジニアリングセラミックは以下のようなものがあります。
・アルミナ(Al2O3)・窒化ケイ素(Si3N4)・ジルコニア(ZrO2)・炭化ケイ素(SiC)
・窒化アルミ(AlN エンジニアリングタイプ)・ムライト・コージライト・ステアタイト
・多孔質セラミック
様々なファインセラミックを加工し、半導体製造装置部品や液晶製造装置部品、
真空装置部品、医療機械部品、溶接治具などを製造しています。
また、用途に応じて材質選定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
ファインセラミックは
●エンジニアリングセラミック
●マシナブルセラミック
の2種類に分類されます。
材料を切削加工後焼成し、焼成後は研削加工・研磨加工しか出来なくなり、耐摩耗性に優れます。
エンジニアリングセラミックは以下のようなものがあります。
・アルミナ(Al2O3)・窒化ケイ素(Si3N4)・ジルコニア(ZrO2)・炭化ケイ素(SiC)
・窒化アルミ(AlN エンジニアリングタイプ)・ムライト・コージライト・ステアタイト
・多孔質セラミック
材料を切削加工後焼成しないので、一般の樹脂や金属同様何度でも切削加工することが可能です。
ただし一般の樹脂や金属に比べれば硬くて脆く欠けやすいため、加工性は悪く、加工時間も長くなります。
マシナブルセラミックは以下のようなものがあります
・ホトベール・マセライトS・マセライトSP・マセライトHSP・マセライトNT・マセライトCSP
・アルマタイト・マシナックス・マコール・シェイパルHiMソフト(窒化アルミ マシナブルタイプ)
・窒化ホウ素(BN、ボロンナイトライド)・マイカレックスMM400(マイカレックスM-31)
・マイカレックスMM600(マイカレックスM-25)
ファインセラミックは
など、それぞれが異なる特性を持っているので、必要な特性に応じて材質を選定することが重要です。
耐熱温度などの必要特性、使用環境、用途などの情報をいただけましたら、材質選定し、資料などを提供いたします。
当社はセラミック加工品の販売およびお客様から支給されたセラミック材の加工を行っております。
(加工は基本的に外注になります)
お客様からいただいた図面に基づき、材質選定・材料調達・機械加工・焼成まで行い、耐熱・耐摩耗・耐腐食・電気絶縁などのための部品・部材を製造業全般のお客様に向けて供給しています。
また、お客様から支給されたセラミック材の加工も可能です。
特長は以下の通りです。
ファインセラミックは機械部品、電気絶縁部品など製造業全般における部品として使用されています。
具体的な使用例としては以下のようなものがあります。
ファインセラミックはエンジニアリングセラミックとマシナブルセラミックの2種類に分類されます。
エンジニアリングセラミックは材料を切削加工後焼成し、焼成後は研削加工・研磨加工しか出来なくなり、耐摩耗性に優れます。
マシナブルセラミックは材料を切削加工後焼成しないので、一般の樹脂や金属同様何度でも切削加工することが可能です。
ただし一般の樹脂や金属に比べれば硬くて脆く欠けやすいため、加工性は悪く、加工時間も長くなります。
ファインセラミックは耐熱性に優れたもの、耐摩耗性に優れたもの、耐薬品性に優れたもの、電気絶縁性に優れたもの、熱伝導に優れたものなど、それぞれが異なる特性を持っているので、必要な特性に応じて材質を選定することが重要です。
主なファインセラミックの特長・物性値などは以下の通りです。
横にスワイプすると一覧表がご確認いただけます。
分類 | エンジニアリングセラミック | マシナブルセラミック | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
品 番 | タイプE-1 | タイプE-2 | タイプE-3 | タイプE-4 | タイプE-5 | タイプM-1 | タイプM-2 | タイプM-3 | ||
材 質 | アルミナ | ジルコニア | 窒化ケイ素 | 炭化ケイ素 | 窒化アルミ (エンジニアリングタイプ) |
マシナブルセラミックス | 窒化ホウ素 | 窒化アルミ (マシナブルタイプ) |
||
主成分/組成 | Al2O3 99.5% | ZrO2 | Si3N4 | SiC | AlN | フッ素金雲母 | BN | AlN | ||
一般的性質 | 色 | クリーム色 | 白色 | 灰色 | 黒色 | 灰色 | 白色 | 白色 | 薄灰色 | |
比重(密度) | g/㎝3 | 3.9 | 6.0 | 3.2 | 3.1 | 3.2 | 2.6 | 2.0 | 2.9 | |
吸水率 | % | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.4 | 0 | |
熱的性質 | 最高使用温度 | ℃ | 1500 | 1200 | 1600 | 1000 | 1000 | 2200 (非酸化雰囲気中) |
1900 (非酸化雰囲気中) |
|
耐熱衝撃性 | ℃ | 200 | 250 | 700 | 400 | 400 | 150 | 1500 | 400 | |
熱伝導率 (25℃) |
W/m・k | 30 | 3 | 25 | 75 | 170 | 1.7 | 36 | 90 | |
熱伝導率 (400℃) |
W/m・k | 13 | 3 | 80 | ||||||
熱伝導率 (800℃) |
W/m・k | 9 | 3 | 50 | ||||||
熱膨張係数 (25~200℃) |
1/℃×10-6 | 6.5 | 9.5 | 4.5 | ||||||
熱膨張係数 (25~400℃) |
1/℃×10-6 | 7.0 | 10.0 | 8.5 | 4.4 | |||||
熱膨張係数 (25~600℃) |
1/℃×10-6 | 7.5 | 10.3 | 4.8 | ||||||
熱膨張係数 (25~800℃) |
1/℃×10-6 | 7.9 | 10.3 | 3.2 | 3.2 | 5.1 | ||||
機械的性質 | 曲げ強度 | MPa | 340 | 1100 | 880 | 490 | 350 | 147 | 35 | 290 |
圧縮強度 | MPa | 2900 | 3000 | 2940 | 3000 | 50 | 1180 | |||
ヤング率 | GPa | 350 | 210 | 290 | 390 | 320 | 66 | 180 | ||
ビッカース硬度 | GPa | 15 | 13 | 16 | 20 | 11 | 2.2 | 3.9 | ||
電気的性質 | 体積抵抗率 (25℃) |
Ω・㎝ | 1×1015 | 0.8×1012 | 1×1014 | 3×106 | 0.1×1015 | 1.8×1015 | 10×1015 | 20×1012 |
体積抵抗率 (300℃) |
Ω・㎝ | 1×1013 | ||||||||
体積抵抗率 (500℃) |
Ω・㎝ | 1×1010 | 30×106 | |||||||
体積抵抗率 (800℃) |
Ω・㎝ | 1×109 | ||||||||
絶縁破壊電圧 | KV/㎜ | >10 | 15 | 18 | 40 | |||||
誘電率 | 1MHz | 10 | 8.3 | 8.8 | 6.1 | 4 | 7 | |||
誘電正接 | 1MHz | 0.0004 | 0.0005 | 0.0008 | 0.001 | |||||
主な特長 | 耐摩耗性・耐熱性・耐薬品性・強度・電気絶縁性とバランスが取れている。 | 高靱性 高強度 耐摩耗性 |
耐熱衝撃性 溶融金属が付着しにくい。 |
耐摩耗性 耐熱性 耐薬品性 高温でも強度が劣化しにくい。 |
高熱伝導性 | 加工性に優れる。 短納期 断熱性 |
耐熱性 耐熱衝撃性 高熱伝導性 |
高熱伝導性 |
横にスワイプすると一覧表がご確認いただけます。
上記以外にもムライト、多孔質セラミックなどもありますので別途ご相談ください。
記載の数値は測定値であり、保証値ではありません。
エンジニアリングセラミックは材料を切削加工後焼成し、焼成後は研削加工・研磨加工しか出来なくなり、耐摩耗性に優れます。
マシナブルセラミックは材料を切削加工後焼成しないので、一般の樹脂や金属同様何度でも切削加工することが可能です。 ただし一般の樹脂や金属に比べれば硬くて脆く欠けやすいため、加工性は悪く、加工時間も長くなります。
2013年12月に導入した金型加工仕様のマシニングセンターおよびCAD/CAMを使用することにより、樹脂・セラミック・断熱材の三次元曲面加工が可能となりました。
三次元曲面加工はボールエンドミルを使用して細かなピッチで行いますので、滑らかな曲面を製作することが可能です。
加工サンプルは以下のようなものです。