主要セラミック一覧表

ファインセラミックはエンジニアリングセラミックとマシナブルセラミックの2種類に分類されます。
エンジニアリングセラミックは材料を切削加工後焼成し、焼成後は研削加工・研磨加工しか出来なくなり、耐摩耗性に優れます。
マシナブルセラミックは材料を切削加工後焼成しないので、一般の樹脂や金属同様何度でも切削加工することが可能です。
ただし一般の樹脂や金属に比べれば硬くて脆く欠けやすいため、加工性は悪く、加工時間も長くなります。
ファインセラミックは耐熱性に優れたもの、耐摩耗性に優れたもの、耐薬品性に優れたもの、電気絶縁性に優れたもの、熱伝導に優れたものなど、それぞれが異なる特性を持っているので、必要な特性に応じて材質を選定することが重要です。

主なファインセラミックの特長・物性値などは以下の通りです。

特長・用途・物性一覧表①

横にスワイプすると一覧表がご確認いただけます。

分類 エンジニアリングセラミック マシナブルセラミック
品 番 タイプE-1 タイプE-2 タイプE-3 タイプE-4 タイプE-5 タイプM-1 タイプM-2 タイプM-3
材 質 アルミナ ジルコニア 窒化ケイ素 炭化ケイ素 窒化アルミ
(エンジニアリングタイプ)
マシナブルセラミックス 窒化ホウ素 窒化アルミ
(マシナブルタイプ)
主成分/組成 Al2O3 99.5% ZrO2 Si3N4 SiC AlN フッ素金雲母 BN AlN
一般的性質 クリーム色 白色 灰色 黒色 灰色 白色 白色 薄灰色
比重(密度) g/㎝3 3.9 6.0 3.2 3.1 3.2 2.6 2.0 2.9
吸水率 0 0 0 0 0 0 0.4 0
熱的性質 最高使用温度 1500 1200 1600 1000 1000 2200
(非酸化雰囲気中)
1900
(非酸化雰囲気中)
耐熱衝撃性 200 250 700 400 400 150 1500 400
熱伝導率
(25℃)
W/m・k 30 3 25 75 170 1.7 36 90
熱伝導率
(400℃)
W/m・k 13 3 80
熱伝導率
(800℃)
W/m・k 9 3 50
熱膨張係数
(25~200℃)
1/℃×10-6 6.5 9.5 4.5
熱膨張係数
(25~400℃)
1/℃×10-6 7.0 10.0 8.5 4.4
熱膨張係数
(25~600℃)
1/℃×10-6 7.5 10.3 4.8
熱膨張係数
(25~800℃)
1/℃×10-6 7.9 10.3 3.2 3.2 5.1
機械的性質 曲げ強度 MPa 340 1100 880 490 350 147 35 290
圧縮強度 MPa 2900 3000 2940 3000 50 1180
ヤング率 GPa 350 210 290 390 320 66 180
ビッカース硬度 GPa 15 13 16 20 11 2.2 3.9
電気的性質 体積抵抗率
(25℃)
Ω・㎝ 1×1015 0.8×1012 1×1014 3×106 0.1×1015 1.8×1015 10×1015 20×1012
体積抵抗率
(300℃)
Ω・㎝ 1×1013
体積抵抗率
(500℃)
Ω・㎝ 1×1010 30×106
体積抵抗率
(800℃)
Ω・㎝ 1×109
絶縁破壊電圧 KV/㎜ >10 15 18 40
誘電率 1MHz 10 8.3 8.8 6.1 4 7
誘電正接 1MHz 0.0004 0.0005 0.0008 0.001
主な特長 耐摩耗性・耐熱性・耐薬品性・強度・電気絶縁性とバランスが取れている。 高靱性
高強度
耐摩耗性
耐熱衝撃性
溶融金属が付着しにくい。
耐摩耗性
耐熱性
耐薬品性
高温でも強度が劣化しにくい。
高熱伝導性 加工性に優れる。
短納期
断熱性
耐熱性
耐熱衝撃性
高熱伝導性
高熱伝導性

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上記以外にもムライト、多孔質セラミックなどもありますので別途ご相談ください。
記載の数値は測定値であり、保証値ではありません。

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